日本航空や全日空などの日本の大手航空会社の、契約制客室乗務員制度が導入された1994年以前に入社した加齢客室乗務員や運航乗務員においては、現在では、単純労働者やブルーカラー以外では多くの業種においてその活動が下火となっている労働組合活動が活発に行われている。 なお、日本最大の航空会社である日本航空においては、1990年代に契約制客室乗務員制度が導入された以前の客室乗務員(「プロパー社員」の呼称で呼ばれる)とそれ以降の客室乗務員(「新正社員」の呼称で呼ばれる)の雇用上の待遇が大きく違うこともあり、労働組合活動を活発に行うのは、契約制から正社員になった客室乗務員をはじめとする多くの社員が加入する会社側組合[13]の組合員ではなく、上記のように少数派である反会社側労働組合[14]に加盟する加齢客室乗務員の組合員が中心という状況である(「日本航空の組合問題」参照)。 また、コンチネンタル航空やノースウェスト航空、アリタリア航空などの外国航空会社の日本法人や日本支社においても日本人客室乗務員をはじめとする社員による労働組合が結成されており[15]、そのいくつかは活発に活動しているが、結成されている会社自体は少ない。 ブリティッシュ・エアウェイズの客室乗務員が、香港などで購入した偽物の時計や香水を、本物とすり替えてロンドン発東京便や香港便などの機内で免税品として販売し、差額を着服していた事件が1999年9月に明らかになった。なお、乗客からの苦情に対してブリティッシュ・エアウェイズは、代金を弁償すると同時に「事件を公表しない」との同意書にサインを求めたが拒否された[16]。 2000年に、日本航空の客室乗務員の仲谷かおり(芸名)が写真週刊誌「フライデー」で、勤務先の社名を出した上でヌードモデルとなったため、新千歳空港からの乗務終了後、羽田空港内で会社関係者に拘束され、事情聴取された後にFX された[17]。なお、仲谷のヌード事件以降、日本航空をはじめとする航空会社は、客室乗務員採用の際に当該者の前歴(グラビア活動やモデル活動、ミスコン活動や水商売、風俗業への従事経験の有無)や動向を厳しくチェックするようになったといわれている。 2005年5月に、全日空の運航乗務員と客室乗務員の計8人が、翌日早朝から乗務予定であったにもかかわらず、ステイ先の秋田市内の居酒屋で(同社は社内規定乗務の12時間前から飲酒を禁じている)に違反して飲酒していたために、急遽代替運航乗務員を東京から呼び寄せることとなった。なおこの事件後、運航乗務員と客室乗務員とその上長ら13人が処分を受けた[18]。 多くの航空会社では、在籍中において勤務先企業名や制服姿、本名や勤務内容などを露出した書籍やブログなどの公開は一切禁止されているにもかかわらず、ブログに詳細な勤務内容を書いたために解雇された例がある[19]。しかしながら、このような活動を行う現役の客室乗務員は後を絶たない。 気象予報士(きしょうよほうし)とは、日本の国家資格の一つで、気象業務法第3章の2に基づき、指定試験機関(気象業務法第24条の5、財団法人気象業務支援センター)が実施する知識及び技能についての試験に合格した者(同法第24条の4)であって、気象庁長官による登録(同法第24条の20)を受けた者をいう。 1993年の気象業務法改正によって、気象庁以外の者に対する予報業務の許可が一般向け予報業務についても実施されることになった際、その予報業務の技術水準及び信頼性を担保するための予想担当者の技能試験として創設された。第1回試験は、1994年8月28日に実施されている。 気象庁長官の許可を受けて予報業務を行う予報業務許可事業者は、予報業務を行う事業所ごとに気象予報士を置かなければならず(同法19条の2)、予報業務のうち現象の予想については、気象予報士に行わせなければならない(同法19条の3)。 予報業務許可事業者は、一日当たりの現象の予想を行うくりっく365 に応じて、所要の人数の選任の気象予報士を置かなければならない(気象業務法施行規則第11条の2)。ただし、気象予報士と予報業務許可事業者との間に雇用などの専属の関係は必要ではなく、気象予報士は、複数の事業者のために現象の予想を行うこともできる。[1] ただし、2007年の気象業務法の改正により新たに許可されることになった地震動(緊急地震速報)および火山現象の予報業務については、気象予報士を置く必要はなく、これとは別に所定の技術基準に適合した方法により現象の予想を行うこととされている。 この資格が新設された当初、テレビの気象解説者が試験を受けて話題になったが、現象の予想を伴わない単なる天気解説(気象庁や気象予報会社の発表した予報を解説するだけ)には、気象予報士の資格は必要ない。それでも、最近では気象予報士の資格を持つアナウンサーもみられるようになっている。 2007年3月末現在、気象予報士名簿に登録された気象予報士の数は、6,170名となっている。気象予報士のうち、予報業務許可事業者に就職している者は700名程度、そのうち現象の予想を担当しているのは400〜450名程度とみられる。[2] ただし、現象の予想を担当しているとされる者の中には、コンピュータによる自動予報を合法的に発表するため、あるいは事業者が気象庁の予報をそのまま流しているのではないように見せるために名義を貸しているだけの者もいる。 一方、予報業務許可事業以外の業界において、多くの気象予報士が、経営判断のための気象情報の分析、報道・教育等用の気象コンテンツの作成等に携わっており、制度の目的外で活用される資格ともなっている。 気象予報士の団体として日本気象予報士会があるが、これは弁護士会などと違い、任意加入団体である。 現在までの史上最年少合格者は2004年3月 灘中学の中学2年生(当時:14歳1ヶ月)である。 1月下旬頃と8月下旬頃の年2回行われる。法律では年1回以上と定められているが、2008年現在、2回が通例となっている。 学科試験に合格して実技試験に不合格だった、または学科試験の一部のみ合格点を取った者は、その後1年間(試験2回)、合格点を取った試験が免除される。また、気象庁または自衛隊で予報の実務経験がある者などについても、学科試験の免除制度が用意されている。 医師国家試験(いしこっかしけん)とは、日本で行われる医師国家資格のための国家試験。医師法第9条に基づいて行われ、その規定は同じく医師法第9?16条に定められている。大学医学部(医学科)を卒業することが受験の前提条件となっており、医学部への受験競争が激化している分、医師国家試験そのものの合格率は司法試験などの国家試験よりも高くなっている。 司法試験のように出題科目が限定されているのではなく、基礎医学・臨床医学・社会医学などすべての医学関連科目が出題範囲である。また、科目ごとの試験ではなく、すべての科目を取り混ぜた総合問題形式である。それぞれの専門分野から選出された医師国家試験委員によって、考案され、出題される。医師として知っておくべき内容を出題するとして、4年に1度「医師国家試験出題基準」が出され、そこに挙がっている項目、疾患、症候等を基本として出題される。必修問題で採点除外などの調整がなされた場合は、採点対象の問題について8割以上の得点で合格となる(2006年からは、採点対象外となった問題が不正解だった場合のみ当該問題を採点から除外すると変更されたため、受験者により必修問題の満点は異なる)。また、禁忌肢の選択数は2問以下などに変更されることがある。 医師国家試験の合格率をみてみると、第1〜100回までの平均では84.2%であったが[1]、近年は80%台後半を推移している。さらに、出身大学別でみてみると、第102回試験の場合、トップ・スリーは、第一位が自治医科大学で99.1%、第二位が順天堂大学医学部で98.9%、第三位が山形大学医学部で98.0%となっている。また、ワースト・スリーは、東京医科大学の83.5%、東海大学医学部の80.7%、帝京大学医学部の78.4%となっている。 自動車教習所(じどうしゃきょうしゅうじょ driving school)は、運転免許を受けようとする者に対して、自動車の運転に関する道路交通法規などの知識、そして運転に関する技術を教習させる施設である。狭義では都道府県公安委員会が道路交通法第九十九条に基づいて指定した指定自動車教習所、および届出自動車教習所のことを指す。都道府県により各種学校の認定を受けている自動車教習所[1]は、学校教育に類する教育を行う教育施設である。